その背景としては、産業構造の変化、グローバル化等が進展する中で、我が国経済が競争力を高め、引き続き成長を遂げていくために、働く人一人ひとりの能力を高め、生産性を高めていくことが重要であるということが挙げられます。会社が取り込むことで、採用や企業活動のアピールにもつながると思いますので、皆様も来年是非応募をご検討下さい。

弊所でも普段からキャリア形成に向き合う時間を設けたり、生産性の向上に向けて様々な取組をしており、この度グッドキャリア企業アワードに応募しました。今回はその一部をご紹介いたします。

　定 期 的 な 所 内 勉 強 会 の 開 催

社員が自主的に参加できる勉強会を定期的に開催しております。

より実践的な情報の共有、ともに学び合い日々の業務での不安や疑問解消、また社員同士コミュニケーションをとりあうことで、実際働いていく上でのモチベーション向上にも繋がっていると感じています。

今回実施したのは、変形労働時間制（1年単位、1箇月単位、フレックスタイム制）の講習です。社労士の竹内が講師として、1時間解説や質疑応答を踏まえて実施しました。不定期ではありますが、最近は月に2、3回、参加できる社員に声をかけ実施しています。弊所では、管理職向けの労働時間の研修も実施していますので、ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。

　弊 所 内 キ ャ リ ア コ ン サ ル タ ン ト に よ る 人 材 教 育

そのひとつとして今回は「人生すごろく金の糸」を用いて自己内省の時間を社員同士で共有しました。

_{「人生すごろく 金の糸」とは}

小学校時代からの経験を「楽しく語る」「問いに答える」「考える」「書く」ことにより、感じたこと・考えたことを言語化し、”自分らしさ”である『金の糸』を明確化すること。それを「言葉」にする、すごろくゲーム形式の自己探索ツールです。

参照：人生すごろく「金の糸」～golden thread～ | 日本キャリア開発協会（JCDA） (j-cda.jp)

すごろくの進んだマスには「小学校時代に好きだったことは？」「高校時代に打ち込んだことは？」などがあり、その話題を共有しあい、またその当時「なぜそう思ったの？」「具体的なエピソードは？」など、社員同士で問いかけ合い自己探索していきます。

すると、その時に自分が何に、どんな気持ちに動かされているのか、今まで意識していなかった自分に気付くことができました。又、他者が捉えた視点を聞くことにより自分を客観視することができたり、他者の話を聞くことにより「自分の場合はどうだったかな…」と思い出し考えたり、一人で考えていても中々たどり着くのが難しい自分についての発見がありました。

　　実際に参加した社員の感想です。　

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”小学校時代から遡り、自分が何故そう思ったのかを問われて考えることで、現在の自分の考えと似ている所を見つけることが出来た。良いところはそのまま、改善しないといけない部分はこれからの仕事の仕方や人生の生き方を見直すきっかけとなった。”

”自分が知っている自分と、他人から見た自分を伝え合うことで、新たな自分の特性を発見でき、今後の生き方・考え方にも活かせると思った。”

”日頃、目の前の仕事に追われ、ゆっくり話せなかった同僚の考え方、好きなこと、プライベートで頑張っていることなどが聞けて、今後より協力して業務に携われる事が出来ると感じた。”

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「自分の軸＝自分らしさ」を知っていることは、環境や気持ちの変化で悩んだりしても、自分らしい選択をする手助けになり、自分の特性を知っていることで仕事上でも効率的に課題解決に取り組むことができると思います。

弊所内にはキャリアコンサルタント有資格者が2名おり、この他にも社員との面談なども行っており今後のキャリアについて積極的に相談することができる環境を整備しています。キャリアコンサルタントによるカウンセリングや新人研修、社内研修にご興味のある事業主様はぜひお気軽にご相談ください。

上記のような所内取組を通じて、普段からすぐに相談できる環境がより浸透してきたことが社員の前向きにチャレンジする姿勢につながっていると感じています。今後も社員一人ひとりが自律的なキャリア形成に向き合えるように所内環境整備や支援を続けて参ります。